2017-03-30 第193回国会 参議院 文教科学委員会 第6号
所得連動返済型の新しい制度も入ってきて、実はこの制度の在り方について高校生に説明をするのは本当は機構の人間なんですよ。機構の方が現場に行って説明をするのが一番いいんです、一番分かっているので。でも、そうはなっていません。高校の先生方がその説明をするということになっていますけれども、貸与型の返済計画なんかを具体的に聞かれたって、学校の先生は分かりませんよ、そんなの、なかなか詳しくね。
所得連動返済型の新しい制度も入ってきて、実はこの制度の在り方について高校生に説明をするのは本当は機構の人間なんですよ。機構の方が現場に行って説明をするのが一番いいんです、一番分かっているので。でも、そうはなっていません。高校の先生方がその説明をするということになっていますけれども、貸与型の返済計画なんかを具体的に聞かれたって、学校の先生は分かりませんよ、そんなの、なかなか詳しくね。
民主党政権時代に導入を定めた所得連動返済型奨学金制度も四月からは新しい制度としてリニューアルされます。所得によって最低二千円の返済でも認められる制度で、一定の効果があると考えています。逆に、収入がゼロでも二千円の返済を求められることになります。また、制度の対象は無利子貸与に限られ、有利子貸与は対象にはなりません。
それから、所得連動返済型奨学金をより柔軟なものにする、これは私たちも賛成です。現状のものでよいとは思いません。
その上で、二十四年度から、それでも一定の収入を得るまでは返済を猶予するという所得連動返済型の無利子奨学金制度というのを導入させていただいておりますけれども、低所得世帯の学生の将来の返済負担懸念というものにこれは当然配慮しておく必要があるのではないかということで、授業料減免も拡充をさせていただいておりますけれども、例えば、返していないので延滞金が掛かるじゃないかと、延滞金利も付いていますから。
今、日本にあるこの所得連動返済型、今の制度でもあるんですけれども、かなり限定的なものだと聞いております。これは、もともと借りるときの所得が三百万円以下の家庭に対してこういう制度もある、こういうふうに聞いておりますけれども、この所得連動返済型奨学金、これをぜひ広く導入していく、こういうことも検討していただきたいというふうに思うんですけれども、大臣の御見解を伺います。
そして、今言われましたように、卒業しても仕事がないという、この二十年間のデフレ不況のおかげで、少なくともいろいろな問題が起きていることは確かですけれども、そこで、所得連動返済型という無利子奨学金制度というのができている。これは平成二十四年度からできていると思います。
○宮本委員 三百万以下の所得連動返済型の奨学金をつくったのは民主党政権でしたね、そのときは。民主党も、政権交代選挙では学生の給付制奨学金を掲げたんですよ。しかし、たった一回概算要求しただけで、やらなかったんですね。自民党も、政権奪還するときには掲げるけれどもやらないというんだったら、民主党と一緒だということになってしまいます。
また、御指摘を受けた所得連動返済型の無利子奨学金制度、これは二十四年度から導入されましたが、所得把握が容易になる社会保障・税番号制度への移行を前提に、卒業後に一定の年収を超えた時点で一定額を返還する現行制度から、卒業後の年収に応じた額を返還する柔軟な制度へ改善するための準備も進めているところでございますが、できるだけ大学等においては有利子を無利子、そして、高校と同じように大学においてもぜひ給付型を創設
所得連動返済型奨学金、これは民主党政権がつくったものですけれども、最初の概算要求では、これを在学生全員に広げようという概算要求だったんですが、その部分についてもあなた方は削ってしまったわけですよ。 そして、今、やはりそういう不安が広がる最も重要な問題は、非情な取り立てをしているということです。 昨日、東京で、奨学金問題対策全国会議という団体の設立集会が開催されて、私も参加をいたしました。
そういう意味で、今度の平成二十五年度の予算案において、無利子奨学金を充実する、平成二十四年度から導入した所得連動返済型の無利子奨学金制度を充実させ、所得掌握が容易になる社会保障・税番号制度への移行を前提に、卒業後に一定の年収を超えた時点で一定額を返済する現行制度から、卒業後の年収に応じた額を返済する柔軟な制度へ改善するための準備、また、各大学が実施する授業料減免等への支援の充実など、これは給付型ですね
○板東政府参考人 御承知のとおり、昨年度、給付型奨学金を要求したわけでございますけれども、財源の問題もございまして、昨年度につきまして、予算編成に関する政府・与党会議の議論を踏まえて、所得連動返済型の無利子奨学金制度という形で新たな制度を導入するということに決まったのとあわせ、無利子の奨学金制度の拡充をしたわけでございます。
このため、今年度から新たに所得連動返済型の無利子奨学金を導入したところです。今後とも、保護者の負担軽減や多様で手厚い就学支援等、教育に係る経済的支援の充実に努めてまいります。 教育の機会を確保するとともに、教育の質や環境の充実を図ることが重要であることは言うまでもありません。
それからさらに、所得連動返済型無利子奨学金制度、いわゆる出世払い型奨学金というのもできましたし、それから大学の授業料の免除者を二十八年ぶりに増やして、しかもこの三年間で七〇%増で今十万四千人の人が授業料、大学無料と、こういうことになっております。
この所得連動返済型奨学金というのは、年収三百万に達しなければ猶予するという制度でしょう。つまり、三百万になったら返させるという話で、払わせるんですよ。出世払いと言うけれども、年収三百万が出世なのか。そんな、三百万ぐらいで出世と言われたら、本当にみんな頭にきますよ。
そこで、私も、文科省の意向も意向ですから、考えて、先ほど副大臣からもありましたけれども、所得連動返済型というのをやったわけです。これは、大学を出た後に所得が三百万以下であれば、返済はまだいいですよ、しかし、三百万を超えたら返してくださいと。一言で言えば出世払い。 そういうことで、やはり少しずつ、かなり教育環境に配慮して私なりにはやっているつもりなんです。いいですか。
しかしながら、いろいろ、政府・与党会議等の議論も踏まえた上で、卒業後に一定の収入を得るまでの間返済を猶予するという所得連動返済型の無利子奨学金制度というものを改めて新設して、無利子奨学金の大幅拡充を行ったということであります。
まだ給付型ではないことは御指摘のとおりでありますけれども、二十四年度に低所得世帯の学生等を対象に、所得連動返済型無利子奨学金を導入したり、貸与者数をふやしたりという努力をしておりますし、授業料減免支援なども拡充をするということで、こうした環境に対する対応はしっかりとやっていきたいというふうに思います。
そして、このたび、所得連動返済型奨学金制度が創設されたということは大きな一歩だというふうに受けとめています。 この制度は日本で初めての制度ですので、使える学生の条件ですとか、あるいは返済が猶予される期間など、詳しいところをこの際教えてくださいませ。
○板東政府参考人 ただいまの所得連動返済型の無利子奨学金制度の概要でございますけれども、具体的には、家計の厳しい世帯、これは給与所得世帯でございますと年収三百万円以下というような条件でございますけれども、その学生に対しまして奨学金の貸与をするということでございます。
○奈良政府参考人 実は、奨学金につきましては、平成二十四年度の予算要求といたしまして、所得連動返済型の無利子奨学金制度の導入を今目指しているところでございます。この制度は、卒業後、所得が得られない段階の返還を猶予するというような、そういう新しい制度でございます。
○鈴木寛君 まさに所得連動返済型無利子奨学金制度ができた今年がやはり一つの節目だと思いますので、そこのところは是非、大臣、よろしくお願いを申し上げます。 質問を終わります。ありがとうございました。
私は、この所得連動返済型の奨学金制度というのが給付型の奨学金制度へのある意味で一つのステップでもあるんじゃないかなというふうに思っています。
○政府参考人(板東久美子君) お尋ねの所得連動返済型無利子奨学金制度についてでございますけれども、これは今先生の御質問のように、将来の奨学金の返済の不安ということを軽減をいたしまして、予見性を持って意欲ある学生が安心をして進学をできるようにということを担保いたしまして、こういった進学機会の充実を図っていくということで導入しようというものでございます。
そんな中で、新年度から恐らくそういった思いを具体化をしていくといった一つの施策として、所得連動返済型無利子奨学金といったものがスタートをしようとしています。これ、文科省の皆さんは出世払い型奨学金というふうにもおっしゃっておみえでありますけれども、この制度について、どのような制度であるのか、いま一度簡単に御説明をいただきたいと思います。
こういうことをしっかりやっていただいて、やはり、そもそも全ての返済者に対して所得連動返済型を適用すべきだということを申し上げたいと思うんです。 そうしたら、これに一体幾ら、試算したらかかるかと聞いたら、大体百七十二億円というのが文科省からの試算結果でありました。
しかしながら、今回、そのことについては、総合的に政府としての判断として、実現がかなわなかったわけでありますが、しかし、実行でき得る方法を何としても考えよう、こういうことから、御案内のとおり、所得連動返済型の奨学金制度を整備するということと同時に、三次補正においての期間の延長を加えて、実質そういう制度設計にさせていただいた、こういうふうに御理解をいただきたいと思います。
去る二月二十一日の予算委員会で、私が、なぜ一旦概算要求に盛り込んだ給付制奨学金を予算案では削ったのか、こう聞いたら、平野文科大臣は、所得連動返済方式の奨学金を創設して、一歩前進、二歩前進として対応している、こう答弁をされました。
特に来年度におきましては、所得連動返済型の奨学金を導入したいと考えています。今後とも、保護者の負担軽減や多様で分厚い就学支援等、教育に係る経済的支援の充実に努めてまいります。
第三に、学生が安心して学べる環境を実現するため、奨学金事業については、所得連動返済型の無利子奨学金制度を新設し、無利子奨学金の貸与人員を二万五千人増員するなど、全体で六万七千人増の百三十三万九千人に貸与することとしております。また、大学の授業料減免についても、対象者を二万八千人増員し、十万三千人が減免を受けられることとしております。
そこで、今御指摘ありましたように所得連動返済型奨学金、つまり一言で言うと出世払いと。卒業して三百万以上の所得が得られたら返してくださいよというふうな形で、貸与といってもかなり御指摘をいただいた方向で改善はできたのではないかと思うんです。
このため、政府としては、幼児期の教育から高等教育に至るまでの体系的なキャリア教育や産業界等と連携した専門人材育成など実践的な職業教育の推進、高校授業料の実質無償化に加え、大学生に対する所得連動返済型の無利子奨学金制度の創設など奨学金の充実や、高校、大学における授業料減免への支援など低所得世帯に対する負担軽減、小学校一、二年生の三十五人以下学級の推進など、教育の質の確保に向けた教育環境条件の整備などの
その対策の一つとして打ち出されたのが、高校生修学支援基金を活用して、所得連動返済型の奨学金といいます。つまり、三百万円ぐらいの収入が確保できるまで、その奨学金を借りた人が返済を猶予できるという仕組みを創設するということになりました。大変いい制度ですから、でも、しかもこれ都道府県事業なんですね。